トワイライトな旅路その2


<3時33分青函トンネル逆走中>
 12時過ぎくらいに眠りに落ち、しばらくするとなんとなく聞こえてくる音が変わる。なんだろうなー、でも眠いなーと思っていたらケイ(鬼)に突付かれた。
「何(不機嫌)」
「外外」
 顔を上げる。何も見えない。
「……?」
 違和感。なんだ、これは今までと決定的に違う。
「……お? ながれてる方向変」
 寝ぼけ眼では即理解できず意表を思いっきり突かれた。ぎゃ、逆走中だ。そしてずっと逆方向に流れていく無地の、曇りのような窓の向こう。ずっと聞こえる音。
「青函トンネル?」
「正解」
 起こしてくれてありがとうケイ(グッジョブ)。通るトコみたいって言ったの私だ。
「はー。なるほどねー」
「確か、レールの継ぎ足しが無いから「ゴトンゴトン」っていう列車特有の音が無いんだって」
「うん、確かにそうかも。トンネル特有の音は続いてるけど」
 ってーことは機関車に接続しているということである。いわゆるスイッチバックというか……よくよく聞くと、架線状況が逆走になる仕様であり、勾配が関係しているわけでもないそうな。ケイ(眠れぬ夜)は機関車接続の音で目を覚ましたらしい。私は寝ていた。というか前日ほとんど寝てないですはい。乗り物で寝ることになれてないから気がつかないといわれたが、別に慣れたいわけではない……。ふと手に浪漫ボタンが触れたので下を見る。浪漫ボタンの隣には時計が控えめにあるのだが、3時33分のゾロ目だったのが印象に残る。また顔を上げるとなんかもう一つトンネル見えた! 帰宅後に確認すると横取基地というところだそうで、青函トンネル内でもっとも広い場所。まあこちらは移動中なので即刻過ぎていくわけだが、もう一つのトンネル内には明かりがついていて、ずっと見ていたのとは逆方向に流れていく。うーん、なんか気持ち悪い。
 で、そのトンネルを見たときなんとなく思ったのが、怖い話系に出てくるぽつんとついてる明かり。なんちゅーもんを思い出すのだとは思うが、寝台特急で火サス系の二時間ドラマとかも思いださないわけでもないし、まあいいか(支離滅裂)。とりあえずガラス製の灰皿を振り上げてケイ(被害者)を殴る真似はしておいた(こいつは)。
 マジな鉄男や鉄子なら機関車付け替えの時とか大撮影大会になりそうだが、私はそこまではいかない、その辺にいるおやかんまにやの乗り物好き。なので次に機会があればいいなと思う程度だが、あの時もお祭り騒ぎになっていたのかもしれない。とりあえず一号車スイートにいた人たちには迷惑だろうて。今まで凄く景色がよかったところが機関車二台連結でゴウンゴウン引っ張られるわけだし。二号車のケイ(目覚め)にまで聞こえてきたとゆーし。……いや、先にも言ったが私には聞こえていない。まあ、下りなら青函トンネルを抜けるのは深夜になるから、そんな時間に景色を見ようという猛者もいないだろう。そんでまた日暮れから朝まで景色の写真は撮れない。とてもいい雰囲気だったのだが、まずどうしてもこちらが移動しているというのがネックになる。もう一つは光量が足りない。例えば手前で波頭が薄ぼんやりと見えるほどの海岸線で、波頭から視線を上げると真っ暗な中に光点が遠くにみえていたりする。きっと漁船や誘導灯なんでしょうけど、ちょうど新月付近で薄曇だったので水平線とか見えるような状態じゃない。つまり、闇夜の中に一つ二つ光が浮かんで、手前では波が打ち寄せる。雄大ではないけど幻想。そんな時間が列車特有の「ガタンゴトン」に乗って過ぎていくのだった。


 ムリヤリ絵にしてみるとこんな感じ。漁船もしくはブイの明かりで水平線を判断。正直もっともっと幻想的。手前側だけは部屋の電気を消していても、連結部から漏れる明かりでちょっとだけ照らされていた。

<あた〜らし〜い〜あ〜さがきた〜>
 でもって次に起きたのが五時半ぐらいだっけ。下り路線は夕日だけではなく朝日も見える。それを見ようじゃないか明智君という感じで。ナイス寝不足。ケイ(元気)にまた突付かれたが体がなんか痛くて起き上がれない。
「起き上がるのマンドクセ('A`)」
 とも言えないほど体が痛い。実はこの頃、家で寝てても朝からだが痛くてすぐに起き上がれない事態に陥っていた。一体なんだったんだ。十分ほどジッタリと動いてようやく着替え。春分前なので六時過ぎないと朝日はこないから大丈夫。朝日見ないにしてもモーニングコーヒーが来るから、七時前には起きてないといけないわけだがね。
 窓を見るとまた最初の進行方向に戻っていた。最初は暗くてよくわからなかったが、次第に明るくなってきてわかる雪の積もり具合。リアルで『トンネルを抜けるとそこは雪国だった』である。無駄に感動した。樹の種類が少しずつ違ってきているのも感激。日本って南北に長いんだ……。当たり前のことを当たり前と思いすぎていて、いざその場面に出くわすと面食らう典型である。で、残念ながら進行方向の加減で、朝日は部屋から見ることはできない。なので通路に出ることに。手前に雪原、奥に太平洋。そこから上がっていく真っ赤な朝日。そしてそれを見ているのが移動している列車の中ということ。なんて浪漫だ。しばしぼんやりと二人で眺め、思い出したようにカメラを手にとり思い思いに撮影開始。私のデジカメは電池が切れたので携帯で撮ったりもした。でもカメラは苦手(というかそれほど興味が無い)のでケイ(趣味人)に全部任せてほとんど見ていただけのような気がする。絵に描けるほど頭ははっきりしていなかった(笑)。

 とったものいろいろ。

 撮影時間午前5:51とかになってた。


 上とあわせて部屋から出ずに取れる朝。北海道に当然入っている。




 通路に出て携帯で撮影。下側を待ち受けに使っていたりする。職場の人に見せると、
「こういうのが移動中の列車から撮れるっていうのが非現実というか凄い」

 地味に騒いでいると車掌さんに遭遇。あ、草色の制服じゃない……。確かに8日最後の放送で、深夜に北海道区の車掌さんと交代するという話はしてたな。でも代わっても草色だと思ってたのになぁ。紺地の袖口二本金ラインだった。おはようございますとか言いつつ、ちょこっと残念に思いながらプレアデス方面へ向かう後姿を見送った。で、今度は父子連れが通路に出てきた。この旅行記の、大阪駅から出演している父子連れであるが、次第に父親のテンションが高くなるのに反比例して子どもがつまらなさそうにしているのが面白すぎる。子ども、後であの列車にA個室で乗れたことの意味気が付くんだろうなぁ。ケイ(疑問)と二人で、お母さんどうしたんだろうと素朴な疑問を覚えつつも、こちらもまた太陽と戯れを始めた。父子連れはずっと二人だけ。A寝台ロイヤルは寝れても二人くらい。お母さんはきっと置いてきたんだとは思うが、ちょっと可哀相かもとか思ったりした。
 でも確かにトワイライトの旅路は子どもには面白くないんだろうなー。娯楽は一応あるが漫画があるわけでも無し、普通のテレビ放送があるわけでも無し。ダラダラと列車に乗っているだけ……。私も、20年前にトワイライトに乗れと言われてもちょっと飽きただろうと思う。今なら友達と話しつつ、またスケッチしてみたりと、そこにいることの特別性を理解しているから普段しないことができるわけで。小学生くらいでは楽しく思えない可能性は高い。付け加えると、毎日仕事に時間に追われている人に凄くオススメしたい。前にも書いたが車内にはほとんど時計がない。偶々個室だからついていただけで、食堂にもサロンカーにも無い。時間を気にしなくてもいいというのはなんとも幸せなことだった。普段時間に追われているからこそ効いてくることだと思う。その辺、あの列車の旅を構成した人に拍手を贈りたい。

 無事にモーニングコーヒーも来て一口二口。もうちょっと早かったら文字通りの夜明けのコーヒーだが残念ながら夜明けからは少しずれた。夜明けのコーヒーを飲んで朝寝をする、わけではなくて7時15分から朝食である。9時7分に札幌駅着なのでこれはもう仕方がない。夢幻の刻が終わりに近づいた。あまり多くは語らず朝食を奪い合って部屋に戻る。そしてまた外を眺めた。
「やっぱり水量がへってる」
 不意にケイ(観察中)が呟いた。
「何の話?」
「川。東北走ってる頃は雪解け水でかしらんけど、水量多かったよ」
「そういえばそうかもしれない。やっぱ寒くて雪解けはしてないんだろうかねえ」
 話しながら何とか上手く中洲を収めてやろうと四苦八苦。私はといえば終る旅路に少しセンチメンタルになり、スケッチブックを開くも全然手が動かない有様。まあ、途中で柵が埋もれた歩道を見て噴いたりもした。やっぱり北海道の雪は半端じゃない。雪には滅多にお目にかかれない、この年大阪に雪が積もったのが十年ぶりくらいというほどで、大阪に出てから雪が積もるのを見ていない。雪遊びしたい衝動に駆られるが、北海道の雪は本州の雪とは質が違っているので、遊ぶには向いてないというのがうちのカーチャンのお言葉。実は私は物心つかない頃まで北海道で暮らしていた。全然覚えていないが、夏生まれだけど寒さに強いのはこのおかげかなと。
 途中登別などに停車しながら目的地へ。八時半過ぎて仕方なく荷物をまとめ始める。もはや自分の部屋と同じ状態で寛ぎまくっていたがそうではない。ああ、魂がもっていかれたままだ。ただでさえいろんなところに魂持っていかれて、スペアの魂も足りない状態だというのに。というか本当に自分の部屋にいるまま移動しているような感じ。全然内装違うし本も音楽もPCもないけど、それだけ落ち着けたということなんだと思う。最後、ベッドにしていたのをソファに戻す時が一番寂しかったかなぁ。

 ようやく最後の放送が入り、ゆっくりと列車は札幌駅構内へと。荷物を抱え、部屋の外に出る。部屋の中を振り返ってみて、ほぼ一日お世話になったことに感謝をして外に一歩。ついに来たのか、札幌へ。21時間の旅路が終るのか。もって行った本三冊は一度もページは開かれないままに。そしておもむろに私は一言告げた。
「で、何するよ」

<かなりウッカリ北海道>
 いやはや、ガイドブックは買ってもっていたが結局何をするのか具体的に決まらないまま、トワイライトの旅路に圧倒された。もともと北海道に行くのが目的じゃなくて、あの列車に乗るのが目的だったから仕方がないとも言うかもしれない。高ニ以来の北の大地だったはずだがうん、それなら仕方がない。
 「とりあえず機関車撮ろう」とゆーことで荷物抱えて先頭へ。二台連結だー。これにもヘッドマークはついていたがホームの端と同じくらいの位置に機関車の先があったので私は写真に撮らず。ケイ(チャレンジャー)は撮っていた。そんなことをしていると逆側に北斗星がきた。こっちは東京からの長旅便。テツなのか単にカメラヲタなのか判別できなくなってきたケイ(いずれにせよヲタ)はそっちも写真も撮り始めた。


 二台連結していた。電源荷物車を入れて十両引っ張るならそりゃ機関車二台要るだろう。

 ひとしきり撮って我に返った二人は、荷物を置いて小樽に出かけてみることにした。ちょっと大きめのロッカーに着替え等の入ったデカブツを押し込め、小樽線がつくホームへ上がる。目の前にはそれまで乗っていたトワイライト。それが少しずつ動いていく。ちょうど回送になって車庫入りする模様。ばいばい、また乗れたら相手してね。
 道中乗っている間にも話をしていたのだが、関西圏の人で上りのトワイライトに乗ると尻すぼみになる。考えてみると簡単で、だんだんと見慣れたところに、つまり現実に引き戻されていくわけである。そりゃ確かに萎えるわ。北海道の人が上りに乗るのはまた違うのかもしれないが。だからこそ下りが人気で取れないんだろうな。私もケイ(同類)もツアーの旅というのは苦手で、ことに私は観光地とかを積極的に巡るんじゃなくて、普段っぽい住宅街とかが好きな性質。知らない土地の癖に住宅街歩いて、そこにちゃんと人が暮らしていることを実感する妙な癖がある。おかげで何度も地元民に巻き込まれたw こういう怪しいヤツ以外の何者でもないし、そのうち通報されても仕方ないかなとは思うがやめられないんですわ。一応ちょっとあれかな、と思える雰囲気の場所には近寄らないけど。とにかくどちらも行き当たりバッタリ上等な性格なので、いちいち細かく決めずにいられるのが嬉しい。最低限決めるのは最終接続の時間がいつか確認しようというすさまじいっちゃあすさまじいお出かけ具合である。ツアーに申し込めば比較的取り易いけれど、そういうのがどうにも苦手な人間でも運と暇さえあれば予約取れるってことなんだな。いやもう、本当にオススメ。親に贈ってあげたい旅路だと思った。ちなみに親には出かけたことは伝えていない。伝えたら生涯「行きたかったよー」と言われるから。なにせ私の親だ(笑)。

 札幌から小樽までは快速(だっけ)で30分ほど。自分たちと同様に関西から来た人も、北斗星で東京から来た人も乗り合わせる車内はいろんな方言が飛び交っている。これは観光地特有だなぁといつも思う。ま、大阪だと関西弁の強さに他が負けてるw 車内は暖かく、背中で受けている太陽の光も暖かい。ウツラウツラしながら小樽着。
「とりあえずランプだ、ランプを見にいく」
「ハイハイ(若干投げやりなケイ(すまぬ))」
 ホームに下りると二階部分になっているので下へ。階段は風避けと雪避けの為だろう、ドアとガラスで囲われている。その柱部分にすでにランプ発見。写真撮りたかったが人が多く迷惑この上ないので諦めた。改札をでてキヨスクが目に入ったので、まず頼まれていた北海道新聞を購入。人に頼まれ物をしていると気になって気になってもう仕方がない。で、ふと振り返ると駅舎の屋根付近にランプランプランプ。ぎゃー、一つといわずたくさんください(待て)。


 ほんとに一つくれたっていいぢゃん。

 ガイドブックから観光地図を切り取りつつさてどうするか。とりあえずケイ(望みがある)の希望は海猫屋。私の希望は、地元に博物館があればそこに行くのとランプ。
「海猫屋行く?」
「……まだ開いてないっぽい(この時点で11時前。海猫屋開店は11時半)」
 というわけで散歩決定。海猫屋の場所を確認しつつ運河まで行こうか。

 海猫屋は食べ物処。古い倉庫を改築して食べ物処にした場所で、外側から見ると素敵な雰囲気。映画の舞台にもなったことがあるとかないとか。料理は無国籍風、どんなものがあるかなと思いつつ大通りにでてきた。道の端々には雪が積もっていて、滑り止めの砂とかが置かれていたりする。高校の修学旅行で小樽に来たが駅からではなくどこかの観光施設にバス停車してたはず。だもんで、あんまりこういうのを見た記憶がない。ま、いい天気で結構氷も溶けていたので用事もなかろうと先を急ぐ。
 とはいえそこは雪に慣れてない関西太平洋側圏の人間。歩きに特化した靴を履いてはいたが油断するとツツツと滑り始める。なんか面白くなってきてわざと「イエーイ」とか言ってたのはヒミツ。
 大体の店の場所を確認して小樽運河へ。レンガの倉庫。雰囲気のある街灯。たゆたう水。……んでもって普段より20センチは上を歩いているだろう小道。雪が解けてないw 水はそれなりの量があって、快晴の太陽光を浴びて目が痛いほど。いい雰囲気だ。倉庫も倉庫らしくないのがいい。倉庫らしかったら仕事思い出して洒落にならん。


 歩道凍ってるので自動で降りていけます。


 運河がキラキラ輝いてて気持ちよかった。


 倉庫付近に止まってる船とか見て若干仕事を思い出しかかったw

 結構開けたところにでて、ぼんやりと水平線を見る(参考は直上の写真)。手近に係留するときに使う出っ張りがあったので、とりあえずお約束として片足乗せて海風には吹かれておいた。ウッカリするとそのまま海にダイビング。真下を見ると昆布だかワカメだかがふよふよゆれている。ここで決めた、ウ元ハ王版のマサルさんを購入しようと(なぜ)。
「おやこんなところに雪の塊が」
「むしろこれ氷」
「とりあえず蹴飛ばしてみるべし」
「やめんか」
 どっちがどっちの会話だったかはまあ想像するしかないが、蹴飛ばすと足の先が冷たかった(バレバレ)。あいてる広場にその辺の雪を集めて堆積してあるので、八割方氷として存在していた。お調子こいて蹴っていると中から一杯ゴミが見えてきたので一目散に逃げたw
 逃げながらそろそろいい時間なので、港辺りから街中に戻って一路海猫屋へ。ハラが減った、隣を歩くケイ(餌)を喰う勢いなカニバリズムが発動する前に、私に食い物を寄越せ。と言っていたはずなのに。

 ロンドンからくり博物館

 即行き先変更。百円で二つコインを買い、コイン一個で木製からくりを動かすという仕組み。私とケイ(好奇心)とで計四個、気になるのを動かしてみた。やってるとカップルさんが入ってきたので彼らが動かすのを見てみたりもする。向こうも私が動かしてたのを見てたしそれくらいいいだろう。
 このからくりがよくできてるんですわ。海外製なので向こうの文化土壌を知っていないとわかりにくいところもあるが、そういうときには説明をざっと読んで把握。今でもからくり職人さんたちは息づいていて、風刺とユーモアたっぷりのからくりを作りつづけてるんだなぁとなんか感動した。

 他にも寄り道しつつようやく海猫屋へ。一杯だったらどうしようかなーと話してはいたがガラガラだったので、出入り口の雪解け水攻撃を喰らいつつ中へ。
「……なんか行き当たりバッタリの方が成功するってどういうこと?」
 多分、私らがそういう業を持ってるからじゃないだろーか。行き当たりばったり上等、計画は必ず頓挫する。
 二階に案内された。確かにここは倉庫だったのだ。どうしてわかるといわれれば、倉庫特有の気配がある。高い天井に、建物に対して小さ目の窓、凹凸が少なく作られているフロア。どっちかというと蔵に近いのかもしれないが、とりあえず海鮮丼をオーダーした。が、材料が入荷していないとのことで泣く泣く諦める。で、頼んだのが鶏のグリル。……鶏好き。「その体はきっと鶏肉でできていた」と言えるほど。リーズナブルです。もちろん牛ステーキだってかっくらう、てかこの旅の発端はステーキ屋で差し向かいの病会話だ。ケイ(隣の芝生は青い)が私の鶏を欲しがるのでそっちが頼んだ食い物寄越せとほほえましく昼飯。あんまり人は入ってこなかった。日曜の昼だったのだが、シーズンは完全に外しているのでそのせいなのかもしれない。


 こんな外観。レトロな感じがグッド。……なのだが入り口上の庇から雪解け水の爆雷が続いていた。

  3月8日へ戻る  3月9日午後に続く