嵐になるかな。そんなことを感じながらヨシュアは空を見上げた。曇天から耐えきれずに水が落ち始めるのはそう遠い話ではない。
「ねえ、こっちに案内あるよ」
 先に歩いていたエステルが呼ぶ。
「ホテルだって」
 追いついたヨシュアに板切れを指してみせる。確かに近辺にホテルがあるようだ。
「とりあえずここにいこうか。泊まれなくても雨宿りはできそうだし」
「そうだね。顔に水滴当たり始めたよ」
 ヨシュアの予想より少しだけ早く空は限界を越えたようだ。
 次第に大粒で激しい雨に変わる。雷が鳴り始める前にはなんとかホテルの軒に入ることができた。
 外見はうらぶれた建物。けれど二人の姿を見つけるとドアマンがそっと扉を開けた。中はきちんと手入れの行き届いた調度品が置かれ良い雰囲気だ。
「いらっしゃいませ」
「部屋はあいているかな。なければ雨宿りだけでもさせてくれると嬉しい」
 ヨシュアの問いにしばし台帳を繰る受付係。やがて奥に一旦入ってしまった。
「……どうしたんだろ?」
「さあ……」
「ないならないで、ロビーで休ませてもらえればそれでいいんだけど」
 不思議が不安に、そして不審に変わる頃にようやく上役らしき人間が出てきた。受付係はその後ろに控えている。
「大変申し訳ありません、現在狩りのシーズンでして、あいにくスイートルームしか空いておりません」
「スイートぉ?」
「あ、じゃあそれで」
 驚くエステルと軽く承諾したヨシュアの差に上役は口の端を震わせたが、それを一瞬で納め宿泊の手続きを開始した。その間にも目の前では驚く女と冷静な男のコメディが続けられている。
「ちょちょとちょっとヨシュア、スイートよ、すいーと!」
「うん。でも今日はやっぱりちゃんと休んだほうがいいと思うんだ。もうすぐでリベールに戻れるけど、だからこそ気がはやって無理しそうだから」
「……それってあたしが暴走するってコト?」
「……」
 何かを言えばいいのに一瞬口篭もったヨシュア。シェラザードやオリビエが近くに居れば間違いなく盛大な溜息をついたことだろう。ずいずいと半眼で近寄ってくるエステルをどうにかなだめていると、ようやく手続きが終わったのか鍵が目の前に差し出された。
「お荷物はこちらでお預かりいたします」
 ホテルマンが手を差し出してくるが断った。荷物は元から最小限で人の手に渡すには少し躊躇するものばかりだ。礼だけを言って部屋に向かった。
 案内されたその部屋はとてつもなく広かった。エステルはまず大きな窓に駆け寄る。外は激しい雨が降っているが、晴れていればそれは見事な景色だと思う。このホテルが建つのは少し小高い丘の上。眼下に広がる平野や街が一目で見渡せるだろう。少し視線を後ろに持っていけばそちらには雄大な森。
「海が無いのだけがちょっと残念ね」
「そればかりは望んでも、このホテルが移転しない限り無理ですね。でもお客様のようなご感想を戴くことは本当に多いです」
 案内をしてくれたホテルマンが愛想良く説明してくれた。
「あ、あとで飲み物等を持ってきます。しばらくお待ちください」
「はーい」
 返事をして今度は大きなベッドに転がった。しばしゴロゴロと堪能し、その後端まで転がっていって足元に放り投げていた荷物を引っ張り上げる。なんとか地図を取り出し、横になったままそれを眺めた。
「あと一日ちょっぴり無茶したらリベール領に入るかな。父さんやシェラ姉、どうしてるかな、元気かな」
「きっと元気だよ。時々活躍の噂聞こえてきたし」
「そうね。帝国のギルドにまでシェラ姉の名前が轟いてるとは思わなかったわ。あたしも頑張らないと」
「その意気その意気」
 ヨシュアが笑うのでエステルも嬉しくなった。この旅の間、ヨシュアはあまり笑わなかったからだ。ただじっと自分の手を見つめて半日が過ぎてしまったこともある。
 それについてエステルがどうこう言うつもりはない。何も言わず、そういうときは黙って後ろに座って自分の用事をした。ふとヨシュアが後ろを見たとき、いつでも笑顔を返せるように。
「お客様、お飲み物をお持ちしました」
 ドアの外で声が聞こえる。エステルは慌てて起き上がりヨシュアが応対。
「……!」
 ガチャンと音がした。
「ヨシュア様!」
 女性の声がヨシュアを呼ぶ。
「えっ、なに、なんなの」
 不安になりドアまで見にいくと、見知らぬ女性がヨシュアに抱きついているではないか。エステルは一瞬で頭に血が上りヨシュアと女性を引き剥がしにかかった。
「なにしてんのよ!」
 さすがに遊撃士、一般女性よりはるかに強い腕力で無事ヨシュアを女の猛攻から助け出した。そのままヨシュアを庇うように間に入る。
「なによあんた! ヨシュアに何すんの!」
「そちらこそなんですか! 急に現れて!」
 今にも噛み付きそうな勢いでにらみ合う二人。口出ししたら同時に『ヨシュアは黙っていて』と返って来たので仕方なく床に落ちた破片を拾い始めた。

「……帝国を一人で回っている時に泊まった宿の娘、ね」
「貴女に名乗る名前なんかないけどヨシュア様が言うから教えるわ。ニコラよ」
「その宿の娘がなんでこんなトコにいるってのよ」
 わざと名を聞き流してエステルは質問を重ねる。ムっとしたニコラは当然答えない。
「僕も、知りたいな。今は狩りの季節だろう? あの宿は狩人相手だから今は忙しいはず」
「今、修行のために他の宿泊施設に雇われているんです。たまたまここが近かったので雇っていただいたのですが、ヨシュア様にまた出会えるだなんて……」
 どうにかしようと口を出したヨシュアには素直に応じた。それを見たエステルはますます面白くない。けれどそれより気にかかることがあった。
 先ほどヨシュアから引き剥がした時に気付いた。ニコラはとても冷たい手をしていたのだ。あとでヨシュアに確認をしなければと思う。それほどまでに手は冷たく、触れたエステル自身が凍りつきそうだった。自分自身で手を握りしめ暖かくなるよう擦る。二人の会話に時折耳は傾けるがそれ以上深くは入り込めなかった。
 やがてニコラが出て行き、ヨシュアがエステルに笑いかけた。
「もう少しここで修行して、それでまた元の宿に戻るんだって。すごいね、ちゃんと他のお店で修行するなんて」
「うん……」
 歯切れの悪いエステルの返事に少年は近づく。
「……ねえヨシュア。あのニコラさん……抱きつかれてどうだった?」
「えっ?」
 彼にしては珍しく焦った声。一瞬なんと答えていいのかわからなかったが、少し意外なほどのエステルの真剣さに居住まいを正した。
「特におかしいとは思わなかった」
「……ん。わかった。だよね、気のせい気のせい」
「どうしたの?」
「なんでもないよ。とりあえずご飯食べよ」
 喉まで出かかった不審を飲み込み、明るく言った。

 ホテルの中にあるレストランは満員だったので外で夕食を取ることにした。適当な食堂に入るとちょうど入替の時間帯だったのか、かなり空いていた。まばらに人が居る店内に入り適当に注文。すぐに量も味も素晴らしいものが出てきた。
「わぁ、美味しそう。この辺の料理って美味しいよね」
「うん。前はあんまり堪能できなかったけど今日はゆっくり食べよう」
「賛成!」
 しばらくの間山に入って手配魔獣退治ばかりを行っていたので糧食がずっと続いていたところだった。出来たての肉料理や魚料理、熱いが熱すぎる訳ではないスープ、新鮮な野菜。街に居れば当たり前の料理がたまらなく嬉しい。山が嫌いというわけではないが、やはり人の居てはいけない場所がありそうで怖い時もある。だからこうやって街に戻ってくるのは好きだった。
「この雨で消えるかねぇ、火」
「もう三日になるだろ? 山、丸ハゲになるんじゃねーの」
 カウンターの会話が不意に耳に入ってきた。
「火事?」
「そうみたいだね」
 食事の手を止めてなんとなくその会話を聞く。この街よりもう少し離れた山で自然火災が起こり、消火するにも火の周りのほうが早くてどうしようも手が出なかったのだという。その山とは河を隔てているので街まで火がたどり着くことは無かったのだが、山中に住む人たちは焼け出されてきていた。中には亡くなってしまった人もいるらしい。
「……ニコラの宿は大丈夫だったのかな」
「ん? その山なの?」
「僕の記憶が正しければ」
「聞いてみたら?」
 ヨシュアはなんでもない風を装うがそれに気付かないはずはない。それに、エステル自身もなんとなく気になりつづけていた。あのニコラの冷たさを。
 手早く食事を終えてホテルに戻る。ニコラを呼んでもらおうと思ったら先に向こうから姿を表した。
「あっ、ニコラ」
「ヨシュア様……と、お連れの方」
「ちょっと引っかかるんだけど。特にその間」
 よほど声に出そうかと思ったがややこしくなりそうだったのでやめた。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」
「すいません、今は仕事中なもので……後もう少ししたら終わりますので、そのときお部屋に伺ってもよろしいですか?」
「そうだね、邪魔してごめん。それでいこう。いいよねエステル?」
 もちろん、と頷くとそそくさとニコラは去っていった。なんとなくその後姿を見送ってから部屋に戻ってきた。明日の最後の行程のため、念入りに武器を手入れし荷物を確認する。
「お薬減ってるね。明日出る前に補充しとかなきゃ」
「じゃあついでに幾つか食材も買っておこうか。もしもロレントに着けなかったら一日野営しないと」
 食材を入れている袋はずいぶん小さくなった。確かにしばらく買い足していない。
「僕は少し風に当たってくるよ。なんだか暑くなって来た気がする」
「はーい。冷えすぎないでね」
 大窓からベランダに出て行くヨシュアに手を振ってエステルはまた荷物の整理を始めた。旅を始めてもう長い。最小限の荷物でやりくりする方法も大分慣れた。小さく着替えをたたんで袋に納め、軽く伸びをする。
「あれっ。お菓子が置いてある。食べていいのかな?」
 立派な応接セットの上にこじんまりと上品そうなお菓子がおかれている。ご飯は確かに食べたのだがお菓子は別腹なのが女の子という生き物だ。ご多分に漏れずエステルも、一度その存在を見つけてしまうと気になって仕方がなくなってきた。
「ヨシュアも欲しいっていうかも……食べたい、食べてしまいたいけど……ちゃんと聞いてみよ」
 すぐにでも食べたい気持ちを堪えてベランダに出ようとしたのだが。
 視界の端で何かが光った気がした。警戒しながら振り向くがそこにはお菓子の乗ったテーブルがあるだけ。お菓子は美味しそうなイチゴソースがかかっているチーズケーキで……。
「……え? イチ……ゴ?」
 本当にイチゴか? 赤い赤いイチゴソース。真っ赤で、まるで、体の中に流れる、ソレを思い出させる。視界が見たくないのにつなぎとめられる。艶かしい赤。真っ白なケーキの上で踊る、踊る。踊りに合わせ部屋の中がきな臭くなり、ケーキも一緒に蠢き、それは、多分、何かもっと大きなものの、一部に無理矢理させられたような、エステルこそが自分をこんな姿にしたのだと、そういうように飛び掛ってきた。
「いやああぁぁ!!」
 多少免疫はついたとはいえ、こういう不可解なものは根本的に苦手なままだ。体の底から搾り出すような悲鳴をあげ、その場にうずくまる。
「エステル! どうしたんだい!?」
 ベランダにいたヨシュアが慌てて中に入ってきた。どんな時でも離さない双剣を構えて。そこで見たのはテーブルの前でうずくまるエステルと、ひっくり返っているケーキの入っていた皿。
「エステル、エステル!」
 肩を掴みゆすっているとようやく心が戻ってきたのか、顔を上げた。
「ヨシュア……」
「どうしたの? なにがあったの?」
「え、あ……」
 辺りを見るが特に変わったことはない。お菓子もひっくり返ってはいるが自分が慌てて触ったのだろうと思える。
「ご、ごめん……疲れてるのかな」
「本当に大丈夫? ニコラに来てもらうのはやめてもらって、もう今日は休む?」
「ううん大丈夫よ。気になるでしょ、ニコラの宿のこと」
「……う、ううん」
「ホントに大丈夫だから。ごめんね、ゆっくりしてたのに」
 言いながら垂れ落ちるソースを眺める。その粘性や、ポタリポタリと絨毯に落ちる様はどうしても血に見えて仕方がないのだが、そういうソースなのだろうと考えることにした。
「……だいじょうぶ」
 それでも、先ほど感じたきな臭さがまだ鼻に残っていた。

 一通り部屋を見たが魔獣が潜んでいる気配は無かった。ほっと一息ついたところでデキャンタに入っていた水を飲むことにした。
「はいこれ」
「ありがとう」
 ヨシュアが微笑んで受け取ってくれたことに上機嫌になり、自分用にもたっぷりと注ぐ。そこで一気に飲み込んだ。
「……」
「どうしたの、変な顔して」
「なんか金属臭い気がするの」
「そう? 僕は感じなかったけど……」
「やっぱ疲れすぎなのかなー。明日はゆっくりでいい?」
「うん、じゃあそうしよう。せっかくのこんな部屋なんだし。でも暑いね。外はそんなに暑くなかったんだけど」
「そうねー。窓少しあけて寝よっか」
 いいつつ窓を開けているところにノックの音がした。ニコラかな、と思っているとやはり彼女。
「聞きたいこととはなんでしょうか?」
「さっき街のご飯屋さんで聞いたんだけど、君の家があるあたり、山火事なんだって? 親父さんや女将さんたちは大丈夫だった?」
「そのこと……ですか」
 心なしか部屋の温度が上がった気がした。嫌な予感がしてカーテンを握り締める。ヨシュアはこの気配の変化に気付いていないのだろうか。
「大丈夫ですよ。お父さんもお母さんもあそこにまだ居ます。私だけ今ちょっと出てきてるだけなんで」
「え? でもまだ火は点いてたって……」
 きな臭い匂い。気のせいではない、本当にどこか燃えている。
「この辺りは乾燥するんですよ。だから山火事なんかよくある話なんです。……本当に」
 ニコラがヨシュアの腕を握り締めた。
「熱い!」
 予想外の熱さに端正な顔をしかめる。エステルは怖さを忘れ、腕から離そうと女の手を掴むとやはり冷たい。
「あんたになんか触られたくないのよ!」
 冷たさにはっとなった瞬間、エステルの動きが止まる。ニコラはその思考を読んだかのように吐き捨ててエステルを突き飛ばした。
「ニコラ! 何するんだ!」
 尻餅をついた恋人に手を貸そうとしたがニコラが手を離さない為上手く動けない。
「ねえヨシュア様……火事って、本当にみんなあっけないんです。そして、乾燥が原因の山火事って、誰が悪いわけでもないんです。そんなことはわかっているんですよ」
「離せニコラ!」
 充満する煙。スイートの広い部屋いっぱいの煙に涙が出る。どこかで何かが燃える音。振り向くと風にゆれるだけだったカーテンが火に包まれようとしていた。
「ヨシュア、逃げないと!」
「だめだ、上手く体が動かない!」
 ヨシュアの腕を掴む手は滑らかだった少女のものから焼け爛れ指の欠けたものになっていた。恐る恐るそこから視線を動かすと、もはや女と思えぬ存在がある。
「けれどねヨシュア様。悔しいじゃないですか。そんな、誰が悪いわけでもないことで、簡単に命を浚われるなんて、そんなことないんですよ。お父さんもお母さんも、だから大丈夫なんです」
 半分溶けた顔。右眼の位置はもうわからないが左眼はまだ辛うじて穴があいている奥から覗いていた。そこだけ異様な光を放っているような錯覚すら覚える。
 息苦しい。水を被ろうとエステルがデキャンタを手に取れば中身は鮮血。鮮やか過ぎるその色に吐き戻した。
「嘘ですよね? 私、そんな、誰も恨めないことで死んだりなんかしてませんよね? だからヨシュア様、またここに来てくれて、私に会いに来てくれたんですよね?」
 もはや何を言っているのかわからない。火は部屋全体に回ろうとしているが、まだ入り口あたりは火に巻かれていない。
「ヨシュア! あっち!」
 胃の中が空っぽになり気分が悪いが気をしっかりしなくてはと声を張り上げた。咳き込みながらヨシュアがそれに応じ、ドアへと向かう。
「ねえヨシュア様? せっかく来てくださったんです、精一杯おもてなししますから、ゆっくり滞在していってくださいな。お父さんもお母さんも、ヨシュア様がまた来たというときっと喜ぶから」
「ニコラ! もうやめてくれ! 君は……!」
「ヨシュア、行くよ! このままじゃ火に巻かれてみんな死んじゃう!」
 ヨシュアがニコラを説得しようとしたがその上にエステルの声が重なった。ニコラにつかまれていない逆側の手を繋ぎ、それだけが煙で遮られた視界の代わりになる。こちらを離せば、あの山をずっと彷徨うことになるかもしれない。
「皆死んでしまう! 何もかもなくなってしまう! あたしはまだそんなのは嫌!」
「……死んで……」
 エステルのわめきにニコラの力が少し弱まった気がした。すかさず腕を引き抜き、一目散にドアへと向かった。


 フロントにたどり着くと不思議に思った係が声をかけてきた。
「どうされたのですか?」
「どうもこうも、どうしてニコラなんて雇ってるのよ!」
「ニコラ……とは?」
「自分ところの従業員覚えてないの!? 客室係のニコラ! 女の子!」
「……申し訳ありません、うちにはニコラと呼ばれる客室係はおりませんが……」
「え……」
 冷水を浴びせ掛けられたような気分だ。
「うそ……だって、だってだって、フロントの前でさっき会って話してたじゃない……」
「お客様はそちらのお連れ様と二人きりでございましたよ?」
「……」
 途端に体が震えてきた。ヨシュアがそのそばに寄り添ってそっと背をなでる。その腕はひどい火傷を負ったようで、シャツに薄らと血がにじんでいる。このホテルから出たいのだがもうそんな気力も使い果たしてしまっていた。
 結局その日は朝までロビーで二人、寄り添うことにした。


 そのホテルには今でもたまに、黒髪の客が泊まるときな臭い匂いを漂わせる部屋があるという。自分の死を誰にもぶつけることが出来ず、心惹かれた黒髪の少年を求めて歩く亡霊を見たという話もある。多分、これからもずっと。
 ……ずっと。


Ende.


 初めてホラーっぽく書いてみた感想。怖くない。
 超致命的な答えが出たところで今後も精進です。本気の精神生命体は遊撃士程度じゃ絶対倒せない。これはマジな聖職者の出番なので、ひょっとしたらケビンやリースでも無理かもしれません。聖杯騎士団はなんつーか、浄化浄霊というより、主の外敵排除のイメージが強いんだな。

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