「あれは明らかに神の範疇のもの。人は眺めるだけで手にとることができない」
 沈む赤から目をそらして近くの林を眺める。直接水面に根を張る樹の名前を思い出そう努力するものの、しばらくの後に無駄だと悟った。
「手に入らぬから美しいのだろう。南の方では、神の宝石というそうだが……。そうなのかもしれない」
 時に人を狂わせる石たち。そのまばゆさに目を潰されたなら、その後にくるのは……。
「私は惑わされぬように。目を潰されぬように」


 なんだかよくわからないがまあいいかw 「神様の宝石でできた島」を聞きながら描いたのは言うまでもないです。THE BOOMの曲は大好きだが、声質の関係でカラオケで歌えない。

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